業務用エアコンを長持ちさせる方法

店舗経営をされている方、ビルや工場の空調を管理している方の中には、業務用エアコンが突然故障して慌てた経験がおありの方も多いのではないでしょうか?特に、エアコンが必須な真夏や真冬の時期に突然故障してしまうと、仕事にならずに困ってしまいますよね。

業務用エアコンは、寿命が近づくと故障などのトラブルが起きやすくなります。

本記事では、寿命が短くなる要因やエアコンを長持ちさせる方法などをご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

業務用エアコンの平均寿命

業務用エアコンの法定耐用年数は6~15年です。エアコンの種類によって法定耐用年数が定められています。耐用年数=平均寿命ですが、使用状況によっては寿命前に突然故障することもあります。逆に、正しく使用すると寿命が延びることもあります。

なるべく長期で使用できるよう、寿命が変化する原因と対策を知っておきましょう!

業務用エアコンの寿命が短くなる要因

掃除をしていない

エアコンの掃除を怠ると稼働効率が下がるため、寿命を減らしてしまいます。それだけではなく、カビを繁殖させる原因にもなり、汚れた空気を排出したりアレルギーを発症させてしまう要因にもなります。

汚れやすい環境

飲食店や工場、美容院など、汚れやすい環境にある業務用エアコンは、寿命が短くなりやすいです。油やほこり、薬品などがエアコン内部に付着しやすく、部品も劣化しやすいため、清掃やメンテナンスの頻度を多くする必要があります。

使用していない時間が長い

使用しない時間が長い場合も、故障しやすくなります。特に1年以上使用していない場合は、劣化が進んでいる可能性があるため注意が必要です。

使用していなくても汚れはたまっていきますので、月に1度の試運転と、定期的な清掃やメンテナンスは行うようにしてください。

部品の劣化

エアコン内部には様々な部品があり、それぞれ寿命が異なります。寿命が短い部品を交換せず、劣化したまま使用を続けると、エアコンの稼働効率が落ちたり、故障や寿命を縮める要因となります。

また、エアコン内部だけでなく、室外機の劣化も寿命を縮める要因となります。

業務用エアコンを長持ちさせる方法

フィルターをこまめに掃除する

業務用エアコンは、通常2ヶ月に1度、汚れやすい環境下で使用している場合は2週間~1ヶ月に1度のフィルター清掃が推奨されています。特に、空調環境が店舗の印象や顧客満足度に影響する飲食店などの場合、売り上げにも影響が出るためこまめな清掃が必要です。

本体内部の推奨頻度は2~3年に1度ですが、本体内部のクリーニングをご自身で行うと故障する可能性があるため、業者に依頼するようにしましょう。

異音・異臭などの不具合を放置しない

異音や異臭が発生している場合は、エアコンになにか問題が起きている可能性が高いです。そのまま放置すると、故障の原因となったり、寿命を縮めることに繋がります。

他にも、エアコンが効きづらいなどの不具合がある場合は放置せず、専門業者に依頼しましょう。

定期的にメンテナンスを行う

寿命を延ばす上で最も重要なのが、定期的にメンテナンスを行うことです。定期的にメンテナンスを行えば、部品の劣化や、不具合、故障などを早期に発見し、対策することができます。

メンテナンスを怠り急な故障が発生した場合、時期によっては営業ができないなど、損失を生む可能性もあります。急な故障や不具合を防ぎ、寿命を延ばすためにも、専門業者に依頼して定期的なメンテナンスを行うようにしましょう。

業務用エアコンの定期点検は義務です!

業務用エアコンの寿命を延ばすために重要な定期的なメンテナンス。実は、法的にも義務付けられています。

業務用エアコンや冷凍・冷蔵機器の管理者は、定期点検や点検の記録・保管など5つの義務があり、違反した場合は50万円以下の罰金などの罰則もあります。

詳しくはこちら:フロン排出抑制法について

まとめ

業務用エアコンの寿命は6~15年です。寿命が近づくと、効きが悪くなったり異音がするなど、不具合が出やすくなります。業務用エアコンの寿命を延ばすためには、定期的な清掃と、専門業者による定期的なメンテナンスが必要です。

株式会社シュウテクノでは、業務用エアコンの修理・定期メンテナンスを承っております。フロン排出抑制法に基づいた点検も行えますので、空調でお困りの方はお気軽にご相談ください。

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