業務用エアコン修理が必要なサインとは?
業務用エアコンをお使いの皆様は、突然の故障が一番困るトラブルかと思います。ですが、残念ながら故障は突然起こることが多いです。さらに、エアコンが必須の時期である真夏、真冬の故障がとても多いのです…。
「突然動かなくなって営業ができなくなってしまった!」という事態に陥らないよう、本記事では故障の前段階の症状、つまり、修理が必要なエアコン側からのサインをご紹介していきます。
修理が必要なサインを見逃さないようにすることで、突然の故障や急な出費を防ぎ、エアコンを長く使い続けられることにも繋がりますので、ぜひ最後までご覧ください。
業務用エアコンの修理が必要なサイン5選
エアコンの効きが悪くなった
エアコンの効きが悪くなっている場合、冷媒系統(圧縮機、熱交換器など)が故障している可能性があります。各部品の経年劣化や、冷媒ガスの漏れが原因として挙げられます。
経年劣化の場合は部品の修理や交換を行い、冷媒ガスの漏れの場合は、漏れている箇所を溶接などで修理し、冷媒ガスの補充も行う必要があります。
圧縮機は交換費用が高額になりやすいため、完全に故障してしまう前に修理を行ったほうがよいです。そのため、効きが悪くなったなどの不具合は放置せず、専門業者に依頼しましょう。
変な音が出るようになった
内部で何かかぶつかる音や、ファンの回る音が苦しそうなど、いつもと違う音がする場合は注意が必要です。部品の破損や経年劣化、部品が取れていることなどが考えられます。
異常が発生したまま放置すると、エアコンの性能が低下し、電気代が高くなることにも繋がりますので早めに対処しましょう。
変なにおいが漂うようになった
エアコンから異臭がする場合、内部に汚れやカビが溜まっているか可能性が高いです。特にオフシーズン明けは、未使用期間にカビが繁殖し、臭いが強くなることがあります。カビを放置すると身体に悪影響が出ますし、ほこりなどの汚れは放置すると故障の原因にもなります。
エアコンは使用しない時期でも2ヶ月に一度はフィルター清掃し、月に1度は試運転を行うようにしましょう。
水が垂れてきている
水が垂れている場合、ドレンホースの不具合や故障が考えられます。ドレンホースは本来、発生する結露などの水分を排出するためのものです。
詰まりや破損など、なにか異常が発生している可能性が高いです。
エアコン稼働時に体調が悪くなる
エアコン内部の汚れにを放置すると、カビが繁殖して身体に不調が起こることがあります。
しかし、汚れだけでなく、ガスが漏れていることが原因で体調が悪くなっている可能性もあります。体調不良とエアコンの不具合が同時に起きている場合は、ガス漏れが発生しているかもしれません。ガスが漏れている場合は早急に修理が必要です。
業務用エアコンの突然の故障を防ぐためには?
業務用エアコンが突然故障して動かなくなった場合、営業できないなどのトラブルに発展しかねません。特に真冬や真夏はエアコンは必需品なので、環境によっては身の安全にも関わります。また、エアコンの故障は真夏や真冬にとても多いので、修理までに時間がかかったり、費用も高くなりがちです。
定期的にメンテナンスを行う
定期的にメンテナンスを行うことで、部品の経年劣化前に修理や交換を行えたり、修理が必要な箇所を早期に発見することができます。突然の故障は、経年劣化や不具合の放置で起きることが多いので、定期的なメンテナンスを行うことで防げる可能性があります。
業務用エアコンの定期点検は義務です!
業務用エアコンの突然の故障を防ぐために重要な定期的なメンテナンス。実は、法的にも義務付けられています。
業務用エアコンや冷凍・冷蔵機器の管理者は、定期点検や点検の記録・保管など5つの義務があり、違反した場合は50万円以下の罰金などの罰則もあります。
詳しくはこちら:フロン排出抑制法について
まとめ
業務用エアコンの修理が必要なサインをみて見ぬふりすると、突然の大きな故障に発展する可能性があります。リスク管理の一環として、専門業者による定期的なメンテナンスを行いましょう。
株式会社シュウテクノでは、業務用エアコンの修理・定期メンテナンスを承っております。フロン排出抑制法に基づいた点検も行えますので、空調でお困りの方はお気軽にご相談ください。